デザイナーズチェア北欧家具ってどれがオシャレなの?
家具の中でも、新しい素材やデザインがいち早く取り入れられてきたのが「いす」です。
特に20世紀の前半からは、名作と呼ばれるデザイナーズチェアが数多く誕生しています。
1930年代以降築きあげられたスカンジナビア(北欧)のデザインは、シンプルで洗練されたデザインでありながら、自然素材や職人の手のぬくもりが感じられる独自のスタイルで、世界的に評価を得ています。
パイミオチェア
1929年、アルバー・アアルトによって、フィンランド・パイミオのサナトリウム(結核療養所)のためにデザインされた。
成形合板による曲線美が独特なデザインになっている。
Yチェア
1950年、ハンス・ウェグナーによって作られた。Y字形の背もたれが名前の由来。無垢材とペーパーコードを使用しており、「ウィッシュボーンチェア」とも呼ばれている。
エッグチェア
1958年、アルネ・ヤコブセンによって作られた卵のような身体を包み込む形になっている。硬質発泡ウレタン、アルミ等で出来ており、デンマークのSASロイヤルホテルのロビー用にデザインされた。
21世紀の現代においても今だに人気があり、飲食店やホテル、施設等で見かけることがよくある。
北欧デザインのシンプルさが建築物や内装を引き立てよりオシャレにしてくれる。